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東京銀座 美容外科 美容皮膚科 診療メニュー
開業して27年間、お肌のスペシャリストとして、延べ9万人以上の患者様を治療し、数々のメディアにも取り上げられております。
ドクターがその実績をもとに、どんなお肌でも、患者様一人ひとりの状態に合わせてなりたい肌を叶えます!
肌改善メニュー
ダーマペン④
”キメを整えくすみのない潤いのあるお肌へ”
当クリニックで使用するダーマペン4は先端に16本の超極細針がつき、最大深度は3.0mmまで調整可能になったことで、よりいっそう有効成分を浸透させやすくなりました。また、効果は向上しながらも治療時間は短縮され、患者様のご負担を軽減できるようになりました。お肌の痛んだ状態に合わせてハイラアクティブ、アンチオキシダントカクテル、ブライトライトを調合することで、キメを整えくすみのない潤いのあるお肌へ導きます。
ヒューマンコラーゲンは、医療テクノロジーの向上により、一切汚染の無い人の胎盤組織から米国の特殊な技術によって、安全に製品化された注入剤です。成分には、お肌の成分であるタイプⅢコラーゲン50%とタイプⅠコラーゲン50%が含まれています。人の胎盤には、大量のコラーゲンと成長因子を含み、創傷治癒特性と老化防止特性のあることが広く認知されています。異種蛋白を含んでいないので、アレルギー反応もなく安心して治療を受けられます。下瞼の周囲の加齢には、自然に仕上がる最適な注入剤です。
点滴治療
高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴で、身体の内側から老化を予防する。最近の米国での報告によると、ビタミンCの大量投与が副作用のない癌の代替療法として注目をされています。高濃度ビタミンC点滴療法では、内服薬の約数十倍の濃度の点滴を行いますです。ビタミンCを直接血管から体内に注射することで、サプリメントなどによるビ タミンCに比べて血中濃度を飛躍的に高濃度にする事が可能です。ビタミンCの美容的作用として、メラニン色素の形成抑制(美白)効果が知られていますが、コラーゲン生成促進によるお肌の張り、シワやタルミの予防、免疫力向上による風邪・疲労回復にも効果的とも言われています。
美容ビタミンカクテル注射
ビタミンが不足すると、身体のエネルギーを上手く作ることができず、疲れが肌や身体にも現れてきます。食事から摂取しているようでも、その量は充足しているとは言えません。ビタミン・プラセンタ注射やサプリメントなどで体の内側からの細胞の酸化を防ぎ栄養素を補う。健康で、美しいお肌を保つためには、身体を必要な栄養素で満たすことはとても大切なことです。ストレスやお酒をよく飲む方、あるいはお酒があまり飲めないけれどパーティーに出席しなければならないなど、現代人の生活スタイルは様々。弱って倒れてしまわないために、しっかりと身体を守ることを考えましょう。
血液ダイナミックフォトセラピーとは、血液クレンジング(血液オゾン化療法)と血液バイオフォトセラピー(紫外線C波血液照射療法)とを組み合わせて行う最新の酸化療法です。この2つの療法を併用することにより、より抗酸化力や免疫力を向上させ、体内を酸素化してアンチエイジング効果や様々な病気治療に効果をもたらします。
NMNの正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」です。β-Nicotinamide Mononucleotide
ハーバード大学医学部の研究で若返り効果が発見された次世代のアンチエイジング療法です。
■NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の主な効果
●サーチュイン(長寿)遺伝子の活性化 若々しさがよみがえる
●体力がよみがえる
●熟睡できる
●エストロゲンの上昇
●運動中の呼吸が楽になる
●肌のキメがアップ
●ミトコンドリアの活性化
●頭がスッキリする
●思考・集中力が高まる
●代謝が上がる
■NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)点滴によるサーチュイン(長寿)遺伝子活性化とは?
いつまでも若く健康でいたいと思うのは、万人の願いです。しかし、年齢に応じて肌も体力も衰え、年齢相応となっていきます。では何が老化の原因となっているのでしょうか。人間の老化や寿命に深く関わっている遺伝子の存在があります。それが「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」なのです。この遺伝子の活性化が肌細胞・体力・疲労などの身体機能を改善し、若返りをもたらします。NMN点滴は、このサーチュイン遺伝子を活性化するためのもので、いつまでも若さを保ち、健康的な生活をお送りいただくためのものです。NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、点滴で補給します。
注入治療
ヒアルロン酸注入(輪郭、鼻、顎、ほうれい線)
耳垂裂形成術
拡大ピアスホール閉鎖術
後天性耳垂裂・穴の拡大は、ピアスによる外傷によるものです。後天性耳垂裂や拡大ホールの閉鎖の治療は、局所麻酔下に裂けた部分の皮膚をきれいに取り除き、縁がピッタリ合うように縫い合わせる必要があります。縫い合わせた頂点は、尖りや凹みが出ないように形成外科特有のZ形成術を緻密に計算して行います。
毛髪育毛療法(男性・女性に対応しているペプチドフィラー)
薄毛を気にされている「男性、女性」ともに使用できる初めての注射剤です。毛髪に栄養を与える成分を、水光注射の手法により痛み無く毛根に注射して髪に艶と張りを与える治療法です。2週間から4週間間隔で4回のペプチドフィラーによる治療を行います。
まつげ育毛:ルミガン
綺麗な二重は、顔の表情を明るくさせる憧れのパーツ。アイプチ・アイテープなど二重を作るお手軽グッズを長期間使っていると、肌に炎症が起きたり、皮膚が硬く厚くなってしまったりするトラブルもけっこうな頻度で起こります。また、納得のアイメイクのために毎日30分以上もかけていることも。二重手術で、そのような悩みは一切なくなります。
医療用の特殊な糸で眼瞼を止めて “二重”のくせをつくるのが「埋没法」。ごく細い医療用の糸を埋め込むだけで、自然な二重瞼を形成します。手術方法は、一見容易に思える埋没法の手術、実は非常に奥が深く、繊細な技術が必要なのです。当クリニックでの埋没法は、4点固定法を行っています。埋没法は、経年的に緩んだりはずれたりする可能性があります。
「切開法」では、腫れぼったい目に特有の脂肪も取り除くことができます。まぶたが腫れぼったい、皮膚が弛んでいる、埋没法ではずれてしますなどを解消したい方は、この方法を選択します。希望の二重にしようとするラインを切開し、余分な脂肪を処理した後、瞼板前組織と縫い合わせます。この方法では、以前の目に戻ることはなく、すっきりと優しい印象に生まれ変わり、はっきりとした二重のラインで、目をいっそう大きく輝かせることができます。
目頭切開(蒙古襞)
蒙古ひだは、西洋人より東洋人の目に多く見られ、日本人に一重まぶたが比較的多いのもこれが原因であると言われています。蒙古ひだを取り除くことで目がパッチリと大きく見え華やかな印象の目になります。また、目と目の間が離れて見えた方も、そのキョリが短くなり、表情もハッキリ、スッキリとした感じに生まれ変わります。目頭のピンク色の粘膜も見えるようになります。目立つ蒙古ひだを形成外科のテクニックを使用して、丁寧にジグザグに切り込みを入れ、縫合を行います。二重瞼の手術と併用することもできます。
へそ形成
おへそは、生まれるときに胎児と母体とがつながっていた管を切り離した際に、赤ちゃんのお腹に残った部分です(いわゆるへその緒)。先端の部分は、通常はへその緒を切り離した際に、乾燥・脱落して収縮し、凹みます。この凹みの内側には瘢痕組織があり、なんらかの原因でこれが内側から押されると、本来凹んでいるべきおへそが出っ張ってします。このような症状を「出べそ」といいます。最も多いのが、「縦長の美しいおへそ」になるようにとういご希望です。デザインは、患者さまのご要望を十分にお聞きして手術法を考えます。瘢痕組織は固く厚みがあるので、メスとハサミを併用して慎重に取り除きます。瘢痕組織をある程度切除した後は、瘢痕組織を覆っていた皮膚の大きさや厚さを調整した上で、おへその穴の底の部分に縫合固定するのです。
キズアト修正、タバコ(根性焼き)修正術
傷形成術のポイントとしては、キズアトの部分をきれいに切り直し丁寧に縫合する事と、場所によってはキズをZ形成術やW形成術を駆使してジグザグにしてぼかしてしまうということです。形成外科専門医の特殊技術をもって手術を行う事により一見したところわかりにくくなるところまでは治すことはできます。大きさや数によっては、数回に分けて手術をする場合もあります。術後に起こりうる事ととして、個人差により創部の感染、キズアトの赤み、ケロイドなどが起る可能性があります。
ED(勃起不全)・早漏治療
EDは糖尿病などの基礎疾患がある場合や老化などが関係しますが、最近では、それと関係なく比較的若い方にも増加している傾向があります。ED発症には、ストレス、不規則な生活、過労働、睡眠不足、栄養バランスなどが影響しており、複雑な現代社会で増加するのは必然かもしれません。これらの生活習慣からくる原因を出来るだけ改善していくことが大切です。クリニックでは、これらを改善するお手伝いとして、貴方に適した薬剤を処方いたします
- ○ 良性腫瘍摘出術(粉瘤、脂肪腫、皮膚線維腫、石灰化上皮腫、皮脂腺腫瘍、副耳、副乳、黒あざ、茶あざ、ケロイドなど)
※形成外科で皮膚良性腫瘍(できもの)を取り除く最大のメリットは、単にできものを手術で取り除くのではなく、「キレイに取り除く」こと。キズアトに配慮して形成外科専門医が最善の手術方法を考えます。皮膚のできものには粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮腫、皮膚線維腫、脂腺母斑、黒あざ、副乳、副耳、ケロイドなど様々な種類があり、部位によって治療方法を検討する必要があります。基本的には局所麻酔により取り除き、病理(顕微鏡)検査によりその性状の確認を行います。手術の注意事項としては、局所麻酔の日帰り手術、手術時間は20~60分、術後の通院が必要、抜糸は5日、キズアトのフォローアップは6か月~1年程度行います。術後に起こりうる事ととして、創部の感染、漿液腫、キズアトの赤み、ケロイド、再発などが起る可能性があります。
※良性腫瘍摘出術は、健康保険適応(大きさにより異なる)となります。
- ○ 腋臭症手術切開剪除法(片側ずつの手術)
わきの皮膚には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という二種類の汗腺があります。エクリン汗腺は全身にありますが、アポクリン汗腺はワキの下、乳輪、陰部、 外耳道、臍などにしかありません。エクリン汗の成分は、99%が水分ですが、アポクリン汗には、タンパク質、アンモニア、鉄分、脂質、脂肪酸など、臭いの 元となる物質が含まれています。このアポクリン汗が、皮膚の細菌などによって分解されると臭いを発するもととなります。形成外科の切開剪除法は、わきの下中央に約4cmの切開を加えて皮膚の浅いところから深いところにかけてあるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を直視下で取り去る手術です。手術の注意事項としては、局所麻酔の日帰り手術、手術時間は30分、術後の通院が必要、抜糸は5~7日、キズアトのフォローアップは6か月~1年程度行います。術後に起こりうる事ととして、創部の感染、漿液腫、キズアトの赤み、ケロイドなどが起る可能性があります。
※腋臭症切開剪除法は、健康保険適応可(片側ずつ)3割負担で 約2万5千円です。
- ○ 外傷(キズ、ケガ)の形成外科的縫合(救急外来などでの再縫合を含む)
顔や身体にできた交通事故や転倒などで思わぬ状況でできた傷は、形成外科的に縫合すると良いでしょう。形成外科的に髪の毛よりも細い縫合糸で筋肉・真皮・皮膚などを2~3層で縫合することで傷跡を目立ちにくくする効果があります。救急治療後の再縫合についても、縫合後翌日にご来院いただければ局所麻酔を行い、皮膚のズレや段差を修正、皮膚の中のゴミを生理食塩水による洗浄、太い縫合糸から細い形成用糸に変更、縫い幅を少なくするための真皮縫合などを行います。縫合をして数日間以上経過している場合には、ばい菌感染の影響により再縫合を行うことができない場合もありますのでご注意ください。その後、縫合部に感染等がなければ5日後に抜糸をし、肌色の目立たないテープで固定を行います。また、きずあとを目立たなくする内服薬と漢方薬を6ヶ月間投与して、しっかりとフォローアップを行います。
※キズの縫合や再縫合について健康保険適応可
- ○ ケロイド・肥厚性瘢痕・キズアト治療(ケナコルト注射、内服・外用薬など)
ケロイド ・肥厚性瘢痕の好発部位は、顔では口唇周囲とアゴ、耳垂、耳介部分、身体では前胸部、肩、下腹部などです。その原因は、ニキビや毛庖炎、手術痕、ピアスによるものなどがあり、体質の強さにより赤く盛り上がる程度にも差があります。ケロイド部分は、にきびとの区別がつかないこともあり、化粧でもなかなか隠すことが難しく、時として引きつり感や痛み、痒みなどの症状を伴うこともあります。治療は、1.トラニラスト・漢方薬の内服2.ステロイド外用薬3.ヘパリン類似物質外用薬4.ケナコルト皮内用注射(ステロイド)5.手術による摘出術です。治療のゴールは、ケロイドの平坦化および白色化ですが、人によっては長期治療となることもあります。ケナコルト皮内用注射は頻回に打つものではありませんが、1回ごとに確実にケロイド内に注入しないと効果が上がりません。ケロイドの状態が少し落ち着いており白色化している場合には、すぐに形成外科手術で取り除きくことも可能です。
※ケロイド・肥厚性瘢痕治療について 健康保険適応可。
- ○ ケガ、やけどの潤い療法
湿潤療法は、別名うるおい療法ともいわれ、体が本来持っている力「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法です。キズやヤケドをしたときに、消毒を行った上でガーゼを貼る治療は今なお主流ですが、湿潤療法を行うことでよりキレイに早く治すことができま す。当クリニックにおいては、医療用の清潔なドレッシング材(被覆材)であるハイドロコロイドジェルシートを用 いて治療を積極的に行います。ケガやヤケドの傷を治すために必要な細胞を創部に呼び寄せる役割を果たすのが「細胞成長因子」と呼ばれるものです。創部では、傷を治すために最善のタイミングでさまざまな細胞成長因子が分泌され、そこに呼び寄せられた細胞たちが働いているのです。創部より出てくる自分の体液をハイドロコロイドゲルシートに保持することで、体液中に含まれる細胞の再生を促す成分の働きを促し、人間が本来持っている自然治癒力を引き出すのです。※ケガやヤケドの潤い療法について健康保険適応可。
- ○ アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎、尋常性乾癬など
アトピー性皮膚炎・化粧品アレルギーがなぜ起こっているのか、その根本的な部分から検索を始めていきます。その原因は、遺伝的な要因もありますが、そのほとんどが口から入る食物や飲み物や生活環境が体に大きな影響を与えていることが解ってきています。このような患者様には、まずお化粧品の使い方や普段食べている食事内容をお聞きすることから始めます。そうすると、ほとんどの方が偏食などで栄養素が不足していることが判明し、このような状態が長く続けば、身体はアレルギーを起こしやすい状態になっていきます。 一人暮らしは無論のこと、お母様が偏食傾向にあると、家族で作る料理が偏っているという こともあります。アトピー症状がひどい方は、そのような環境の中で炎症反応を増強する原因物質を摂取しています。アレルゲンは個人個人により異なるために、まずは即時型や遅延型アレルギー検査や不足する鉄などの解析を行い、そのデータを参考にしながら食事の中で原因と思われる物質を減らす指導をします。基本は、食事や飲み物の改善や鉄不足の改善を行い、肌に必要な栄養が行き届き健康で強い肌にな れば、強い薬は減量でき、繰り返しアトピー性皮膚炎が増悪するということはなくなっていきます。※アトピー性皮膚炎・化粧品アレルギー治療について健康保険適応可。
※遅延型フードアレルギー検査については、自由診療となりますのでご相談ください。
- ○ ニキビ、ニキビ跡治療 (思春期ニキビを含む)
白にきびは、面皰(めんぽう)とも呼ばれ、毛穴の出口が塞がり肌の表面にポツンとできる黄白色のにきびのことを言います。白にきびが炎症を起こすと、すぐに赤にきびになるので注意が必要です。赤にきびは、白ニキビがばい菌による炎症を引き起こしているため、痛みを感じたり、中から膿が出てくることもあります。時にはかゆみを伴い、何気な く掻いたり触ったりしてしまうと周囲にも炎症が広がります。そのまま赤にきびがどんどん悪化してしまうと、炎症の範囲が広くなり、にきび跡の大きな原因になります。
ニキビケロイドは、肩や下顎、前胸部などにできる赤く盛り上がったしこりのようなものです。リザベン内服やステロイド外用並びにケナコルト局所注射などの治療を行います。ニキビ瘢痕は、炎症を伴う大きな痛みの伴うにきびができ、その部分の皮膚真皮・皮下組織まで傷ついてしまうと、症状がおさまっても皮膚表面に陥凹が出来てしまうことがあります。にきびの初期段階で早く治療をすれば陥凹まで及ぶことはありませんが、炎症が長引いた後に陥没した場合、皮膚ダメージの自然治癒は難しい場合もあります。早めに内服や外用薬で治療することをお勧めします。
ニキビ治療のポイント
- 1.洗顔料や化粧品について:医療用クレンジングジェルの使用や適切な化粧品の使用を心がけます。
- 2.アレルギー反応抑制:肌の乾燥には、症状抑制のための外用や飲み薬なを用います。
- 3.ニキビ治療薬の外用:過酸化ベンゾイル外用薬(+アダパレンを含む)を使います。肌の弱い方には使い方を丁寧に指導します。またアダパレンは、妊娠・授乳をされている方には要注意となります。
- 4.漢方薬の処方:体の不調を内面から改善調整します。内面不調の症状によって漢方薬を選択します。
- 5.保湿剤:お肌の乾燥に対しては、医療用保湿剤を使用します。
- 6.ニキビ跡:リザベン+漢方薬内服やステロイド外用並びにケナコルト局所注射などの治療を行います。
※ニキビ・ニキビ跡治療、思春期ニキビ治療について健康保険適応可。
- ○ 円形脱毛症の近赤外線治療
円形脱毛症は、ある日突然、頭にコイン大に毛が無くなっていることで気づきます。その境目は、はっきりしており、次第に拡大していくこともあります。症状はさまざまで、ひとつだけできる場合や頭髪全体、眉毛、まつ毛、体毛など、全身の毛が抜けるケースもあります。その原因としては、近年自己免疫疾患と考えることが主流となっています。外敵から身を守る自己免疫の働きをもつTリンパ球が誤って成長期の頭皮や顔面の毛包を攻撃してしまうため、毛包が休止状態になってしまいます。この自己免疫機能異常が円形脱毛症の原因と考えられているのですが、詳しいことは残念ながら分かっていません。一般的に「極度のストレスが円形脱毛症の原因」と思われることが多いようですが、ストレスと円形脱毛症との関係ははっきりとしたメカニズムが解明されてはいません。円形脱毛症の治療には、次の方法を組み合わせます。
1.炎症を抑え発毛を促す作用の塗り薬 2.抗アレルギー作用や炎症細胞に作用のある飲み薬 3.炎症を抑えるステロイド薬のの塗布や注射 4.免疫、血流改善のために医療用近赤外線の光線療法。円形脱毛症は再発しやすいので、症状によっては長期にわたって治療が必要になることもあります。円形脱毛症に悩む方も多くいますが、1人で悩んでストレスを溜め込まないように気をつけ、早めに専門医に相談するようにしましょう。
※円形脱毛症治療について健康保険適応可
スーパーライザーの特徴は、光のなかでもっとも生体深達性の高い波長帯の光(0.6μm~1.6μm)を、ピークパワー10Wでパルス照射出来る光線治療器です。直線偏光近赤外線には血管の拡張・生体活性物質の生産を促進する作用・神経興奮性の抑制などに関与し、鎮痛・消炎、創傷治癒に用いられます。
適応疾患には、特に円形脱毛症、皮膚疾患、皮膚潰瘍、帯状疱疹後神経痛、、疼痛性疾患などがあります。照射時の痛みはなく、鍼や温灸のような心地良い刺激と温感が得られます。
- ○ 単純ヘルペス、帯状疱疹など
単純ヘルペスウイルス感染症:皮膚や粘膜に小さな痛みのある水疱が繰り返し発生します。単純ヘルペスウイルスにはHSV-1とHSV-2の2つの型があります。HSV-1は唇にできる単純ヘルペス(口唇ヘルペス)や、眼の角膜にできるびらん(単純ヘルペス角膜炎)の原因となるウイルスです。HSV-2は陰部ヘルペスの原因となります。この違いは絶対的なものではなく、HSV-1が陰部ヘルペスを起こすこともあります。口唇ヘルペスの症状は、はじめ口唇や口の周りなどの一部が赤くなり、しばらくするとその上に小さな水ぶくれができます。患部には軽いかゆみやほてり、痛みなどを感じます。治療:5日間の抗ウイルス剤内服と抗ウイルス剤の外用薬で治療します。
帯状疱疹ヘルペス感染症:水ぼうそうを起こすウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる、痛みをともなう皮膚疾患です。帯状疱疹は、発疹が出て3日以内に抗ウイルス薬を服用すると1週間~10日程度で早期に治りますが、飲まないと自然に治るまでに約3週間かかるのと痛みが残ってしまう事があります。早く飲むことで症状の重症化の防止や、治療後に痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」の予防にもつながります。はじめて水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水ぼうそうとして発症しますが、ウイルスは水ぼうそうが治った後も体の神経節(神経の細胞が集まった部分)に潜んでいます。健康で免疫力が強い間は活動が抑えられているのですが、加齢やストレス、過労、病気などによってウイルスに対する免疫力が低下したときに再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し帯状疱疹として発症するのです。治療は、抗ヘルペスウイルス内服・外用薬:ウイルスの増殖を抑制し、病気の期間を短縮します。早期から抗ウイルス薬を使うことで症状の悪化を防ぎ、皮膚や神経のダメージを軽くする効果が期待できます。抗ウイルス薬点滴療法:内服薬を第一選択としますが症状が重い場合には点滴を行います。消炎鎮痛薬・ビタミンB12:痛みがある場合には、消炎鎮痛薬や神経賦活剤を併用します。
※単純疱疹・帯状疱疹治療について健康保険適応可。
- ○ 足白癬症・爪白癬症・皮膚カンジダ症
- ○ とびひ、せつ、炎症性粉瘤などの細菌感染症。
- ○ その他